いつも負け戦ばかりだったと言う軍師。経験値の豊富さと人間的な大きさがカツシロウの目には「理想のサムライ〜理想の人間像」に映る。常に冷静な、頼れるリーダー。村人たちも全幅の信頼をよせていく。
高名な武家の出身。武者修行の途中、カンベエと出会って「サムライ」として成長していく。戦争は未経験だが、潜在的には高い戦闘能力を誇る…ものの実戦では役に立たず、戦場で人間的に鍛えられていく。
厳格な身分制度から抜け出して「サムライ」になる為、改造手術を受け、戸籍から自己を抹消した男。自分の置かれている境遇を変えてみようとする遺伝子の持ち主。前線で超大刀をふるい、敵を倒す豪快な男。
カンベエの参謀役。かつてカンベエとは敵にあたる側に雇われていた。「サムライはいつでも臨戦態勢だ」と、腹一杯にはせず、腹八分目。戦場が大好きで、戦場で死ぬ事こそ本望と言ってはばからない。
戦場ではいつもカンベエと共に前線にいた、古女房的な存在。刀や槍など、あらゆる武器に精通している。大戦後、長い間くすぶった生活をしていたが、カンベエと再会後は、遊撃役として活躍する。
のんびりした性格で、仲間の中ではムードメーカー。お米に目がなく、各地を転戦したおかげでききめしが出来るほど。満腹になるとフルパワーで戦える。工兵という経歴を生かし、村の要塞化に力を発揮する。
ストイックな剣士。極限まで自分を高め、剣をふるう一瞬に全てをかける男。厳しさを全身ににじませているが、本当はおそらく一番優しい男。無口で冷静、感情を荒げる事はない。
村の水神に仕える「水分りの巫女」。丁寧な物腰で話す、ちょっと浮世離れしたところがある少女。「巫女」という肩書きもあって、神秘的な雰囲気すら漂う。よく言えばお嬢様、悪く言えば世間知らず。
村の水神に仕える「水分りの巫女」であるキララの妹。姉に比べて現代っ子。ハラがへったと言っては泣き、満腹で嬉しいと言っては泣く。メカ侍のキクチヨを子分にする。
村一番の働き者。「水分りの巫女」のキララやコマチと共に村を救ってくれるサムライを探しに旅立つ。「野伏せり」を激しく憎んでいるが、そこには何か訳がある様子…。
虹雅渓の差配で、豪商であるアヤマロのドラ息子。のちに虹雅渓の差配となる。街でキララを見初めて以来、彼女を執拗に狙う。彼には思いも寄らぬ出生の秘密が…。